オリンピックにおいて日本が初めてメダルを獲得した記念すべき大会は1920年アントワープ大会でした。
第一次世界大戦、スペインかぜの世界的な流行を経て開催されたアントワープ大会は、オリンピックにおいて初めてとなる開会式でのオリンピック旗(オリンピック・シンボル)の掲揚、選手宣誓、放鳩が行われました。 多くの困難を乗り越えて開催された大会において、開会式で行われたこれらのセレモニーには、どのような想いが込められていたのか、当時の出来事やエピソードから紐解きます。
それから100年、世界は今、新型コロナウイルス流行の最中にいます。2021年に開催が予定されている東京2020大会に向けて、アントワープ大会で示されたオリンピックの根源的な価値観について考えます。